と、つくるに相談をいただくのは企業の方だけではありません。支援機関や自治体など、企業を支援する立場の方から相談もいただきます。デザインが必要になった際に依頼をいただくこともあれば、その前の段階で相談をいただくことも。支援機関の方と企業の方が一緒に窓口に足を運んでいただき、話をすることもあります。
パッケージやロゴなどデザインとしてアウトプットされるものの根本には、そのデザインが果たすべき目的があるはずです。当サイトの「課題別 デザイナーとの協業」ページでは、企業が抱える課題別にデザイナーの協業事例を紹介しています。もし支援機関の方が支援する企業さんが、このような課題に直面していた場合は、課題解決の1つの方法としてデザインを検討してみてください。それがデザインで解決できる課題なのか迷う場合は、お気軽に相談窓口にご相談ください。
以下では「課題別 デザイナーとの協業」の中から「ブランド力の向上」「デジタル技術の活用」「新商品の開発」をテーマにした記事をご紹介します。
自社の強みや提供する価値を掘り下げ、それらを商品やサービス、コミュニケーションに反映し、一貫した企業活動を通じてブランドは育まれていきます。企業がデザイナーと取り組んだ、ブランド力向上やブランド構築に向けた事例をご紹介します。
「企業の存在意義を高めポテンシャルを引き出すリブランディング」
企業(クライアント)
福山ゴム工業株式会社
デザイナー
飛企画 株式会社
デザイナーによっては制作物を作る前に、その企業の戦略部分から見直すこともあります。企業のポテンシャルを引き出し情報を整理した上で「どう作るか」を決めていく。福山ゴム工業株式会社様のリブランディング&ウェブサイトリニューアルについて、飛企画の赤松さんにお話を伺いました。
デジタル技術を活用した商品開発・事業開発、VRを用いた魅力的なエンターテイメント、デジタル化による業務効率の改善など、デザインとデジタル技術を掛け合わせた取り組みを紹介します。
「デジタル事業に挑むサインメーカーをサポート」
企業(クライアント)
株式会社オガワ
デザイナー
yusakumiyoshi.jp
業界大手のサイン製造メーカーが、新事業の展開を見据えて取り組んだのはデジタルサイネージ。しかしハードはあっても、中身であるコンテンツがありませんでした。その時に協業をしたのが動画の企画制作を行っているyusakumiyoshi.jpの三好さんでした。
デザイナーは商品の色、形をデザインするだけでなく、商品開発の構想段階から入り、開発に携わる場合もあります。デザイナーが関わることで、今まで企業だけでは気が付かなかった新しいアイディアを取り入れることも可能です。
「牡蠣殻肥料の魅力と可能性を引き出したプロダクト」
企業(クライアント)
丸栄株式会社
デザイナー
NOZa-maru
牡蠣殻を原料とした「飼料」「肥料」を製造していた丸栄株式会社が、より自社の取り組みについて広く知ってもらいたいと考えていた際にNOZa-maruの野﨑さんと出会いました。デザイナーの視点が入ることで、今までになかったアイディアで新商品が生まれることがある、そのことがよくわかる事例の一つです。
これ以外にも下記の「課題別 デザイナーとの協業」ページでは、企業の抱える課題に沿って、デザイナーの協業事例を紹介しています。