東広島市・八本松に、道の駅「西条のん太の酒蔵」が誕生しました。この場所のコンセプト策定から、ロゴデザイン、ウェブサイト、直売所のサイン計画など総合的なアートディレクションやデザイン、コピー等をListenさんが手がけています。
東広島は歴史ある酒蔵がありつつ、先進的な技術を持つ企業も存在し、豊かな自然に囲まれた町。そんな古きものや新しい可能性が織り交ざる場所だからこそ、「ひと、まち、もの、とき」がクロスするゲートウェイという新しい形の道の駅が生まれることになりました。「未来を照らす先進性・地域の歴史・ランドマークとしての公共性」を大切にブランディングされているようです。
ウェブサイトの中では、取材・記事執筆もListenの大井さんが担当されています。「読む東広島」というページでは、東広島でものづくりをしている人のことを取材した記事も掲載されていて、より深く町の物語を知ることができます。
背景にある物語をどう作り上げていくか、根幹の部分から構築をすることで新たな発見が生まれ、今までにない形の場所や商品ができることがあります。あるものを伝えるためのデザインではなく、在り方から考えるデザインの良い事例がこれから益々増えていくだろうと感じました。
独自性を洗い出し「芯のある」ブランディングを。論理的・美的・直感的の3点を備えた企画立案とビジュアル構築で、奥行きあるメッセージをシンプルにユーザーに届けます。
と、つくるで以前取材した、Listenの記事はこちらから