「ともに、つくる」を大切に、企業の前進をお手伝い
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082-242-4170
当事者としての
共感から始まった
新施設のロゴデザイン
事例 LaLa ロゴデザイン
医療法人ハートフル
病院
谷村麗制作室
グラフィックデザイン

INTERVIEW

病院の良さを知る利用者だからこそ、お手伝いがしたい

廿日市を拠点にリハビリテーションを中心とした医療を提供されている医療法人ハートフルさん。実は私の子供が、医療法人ハートフルさんが運営するアマノリハビリテーション病院の利用者なんです。リハビリテーションといっても軽度から重度まで、分野も様々ですが、息子の場合は発達障がいのリハビリを受けています。スタッフの方がとても熱心に愛情深く接してくださり、子供に合わせて色んな引き出しで対応してくださっているおかげで、息子の成長を日々感じられて、私自身本当に感謝しています。学校や地域ももちろんですが、この病院に出会えたことは、とてもラッキーなことだったと思っています。お世話になっている大好きなところだからこそ、自分のできることで何かお手伝いできないかと、こちらからご連絡させていただいたのが始まりでした。

持ち込んだ提案からつながった、新しい施設のロゴデザイン

療育の分野は分かりづらい部分がたくさんあって、支援サービスに疑問を感じていた当時、それを払しょくできるようなフリーペーパーがあればと思い、企画を提案させていただいたのが最初です。本当に沢山の事業部の皆様とお話をさせていただく中で、最終的に理事長から、新しくできる施設「あまのコミュニティーケアプラザ LaLa(ララ)」のロゴとパンフレットの制作をご依頼いただきました。ララという名前の新しい施設は、病院内保育園の他にも、障がいを持つ18-64歳までの方、65歳以上の高齢者の方と、3つの世代が交流することで、偏見のない理解を深め、障がいのあるなしに関わらず社会で生きていくためのユニバーサルな下地がつくりたい、という理事長の思いを形にした施設。「私のやりたい事そのものだ!」と直感し、全力でがんばらせていただきました。

歌うことは伝えることを表現したララのロゴ

LaLa(ララ)という名前は病院のスタッフさんの公募で決まったそうです。ラララという歌声を想像しますよね。うちの息子もよく声を出すのですが、それが相手に伝わらないことはこれまでもたくさんありました。それでも息子は歌ったり、話しかけたりする。私なりの解釈ではあるのですが、きっとララにいらっしゃる人達も自分なりに歌っていて、それを周りの人たちに伝えたいという思いがあり、その思いを表現したのがララのネーミングなんじゃないかなと思うんです。ロゴの形は、アマノリハビリさんに使われているロゴマークの中の〇の部分をトレースして、二つ重ねることで、ララというリズムを表現しました。

青を基調にした理由と、伝えたいこと

ロゴもパンフレットも青色を基調にデザインしています。理事長からもご要望があった青色ですが、あまのリハビリさんからは宮島の海と、空の青の景色がとてもきれいに見えるんです。また、空って誰のものでもない自由で懐の深いところがララの存在とマッチすると思って青を使っています。
パンフレット表紙のキャッチコピーは私が書かせていただきました。障がいがある人ない人、色んな人がいますが、それぞれが持っている魅力に気づくきっかけになればという思いを言葉に込めています。季節や自然などの移ろうものや、様々な絆を大切にしていきたいという思いは、小さなイラストで表現しました。外見やスペックだけではなく、形のない物にも価値を見つけてほしいと思っています。

共感から作った関係性

ハートフルさんでのやりとりは主に総務の赤松さんとさせていただきましたが、完成したロゴとパンフレットは理事長はじめスタッフの皆さんからも好評をいただいているとのことで、大変嬉しく思っています。自分的にも、病院を利用している当事者として、デザインで関わりを持つことができて、すごく気持ちを入れることができたお仕事でした。メラメラ燃える気持ちで取り組んだので(笑)、きっと失礼があった中でお話を聞いていただいた部分もあったかもしれませんが、同じ課題に対して、私が違う角度から課題解決しようとしていたことが伝わったんだと思います。
今後もハートフルさんの地域に根付いた活動を、私のできるデザインの部分で継続してお手伝いできる関係性でありたいと思っています。

経営者目線で物事を考えるデザイナーとして

谷村麗制作室は、廿日市を拠点に印刷物やノベルティなどの企画デザイン、納品まで請け負っています。最近は、既存のWebサイトやSNSの企画運営のお仕事も増えていますね。私は出身地の名古屋で7年程、ブランド開発メーカーの商品企画開発部に勤務していました。廿日市に移住してフリーランスをはじめた今でも、当時の経験は非常に役にたっています。デザイナーといっても様々ですが、私は事業主さんの相談をうけてその事業のお手伝いをするイメージで仕事をしています。もちろん得意のデザイン分野でのお手伝いがメインになりますが、自分自身も当事者意識を持ち、クライアントや地域に貢献できる提案をしていきたいと考えています。ですので、デザイナー目線だけではない見方からもご提案できることは多いと思います。

デザインってまだまだ後回しにされがちですよね。でもせっかく優れた商品を生産されていたり、独自のサービスを提供できる会社こそ、デザインにこだわらないともったいないと思います。第一印象はもちろん、地域とのコミュニケーションであったり、デザインで様々な可能性がひろがります。私もこれまでの事例に捕らわれず色んなことを提案して、デザインでクライアントの事業や地域を、面白く魅力的に出来たらと思っています。

谷村麗制作室

次世代の地域社会づくりを視野に、「私の出来る事は何か」をシーン毎に考え、皆様の事業のお手伝いをさせていただきたいという想いで日々の業務に取り組んでおります。

広島県廿日市市上平良1434-6
TEL
090-4269-6020
090-4269-6020
WEB
http://tanimurarei.starfree.jp/
従業員数
1名
創業
2010年
吉田 麗
デザイナー

谷村麗制作室のその他のお仕事

株式会社CARRY
商品デザイン/コーポレートデザイン
広島デザイントラック
広告デザイン/事業プロモーション
クラシックピアニスト 竹内志乃
リサイタルプロモーション/グラフィックデザイン