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企画から創刊まで
自身を成長させてくれた
フリーペーパー
事例 Feel
月刊くれえばん
情報誌編集部
KUROKO.
グラフィックデザイン

INTERVIEW

くれえばんがあったからこそ始まった、自主企画

僕は地元が呉ということもあり、大学卒業後は呉にUターンして、呉の情報誌くれえばんに入社しました。くれえばんでは、取材・編集・デザイン・営業など、雑誌制作の一通りのことを経験させてもらいました。2017年に独立してからも、くれえばんの誌面デザインは継続して関わらせてもらっています。Feelの編集長である菅原さんはじめ、Feelのメンバーと出会ったのは、くれえばん編集部にいた時でした。くれえばんは、呉の人のための雑誌なので、掲載する情報も、手に取ってくれる方も呉中心なんです。呉に限定ぜずに、瀬戸内エリアの魅力を知ってもらえるような読み物を、自分たちがゼロから考えて作ってみたいという思いがメンバーの中にあって、それならばくれえばんではできないことをやってみよう!と、自主企画という形でFeelとしての活動を始めました。

これまでとは違うやり方で、違うターゲットに届ける

Feelの第1号目は松山の特集でした。というのも、創刊を知った瀬戸内海汽船さんがスポンサーになってくださったので、広島-松山間のフェリーに置けるようにと、特集記事を組んでいきました。
Feelは、英語で「感じる」という意味の単語。Feelを手に取った方が、読んで感じ、場所に行って感じ、その土地や人に触れることで何かを感じとってもらいたい、という思いで作っています。そこで大事にしているのが取材への携わり方とデザインでした。何度も足を運び、深堀して取材するスタイルは、良い意味でくれえばんとは違うやり方でした。また、デザインは分業ではなく、僕一人が手掛けることで、雑誌の世界観を統一しています。雑誌のターゲット層は自分たちの世代からもっと若い世代に設定し、若い方にも響くような伝え方・見せ方を心がけています。ちなみに、Feelのロゴは心躍るような、躍動感をイメージして作っています。

ゼロ→イチで手探りながら形にした1号、成長を感じた2号

第1号を出した後、周囲からの反響が大きかったんです。その反面、初めて自分たちだけの力で作ったので、反省点や気づきなども色々見えたのも事実。2号目では、これを土台に、どうしたら1号より良くなるか考えて作りました。Feelメンバーとは長年一緒に仕事をしている同志。壁なく意見を言い合える関係性がプロジェクトがスムーズに進んだ要因だったと思います。制作する際、雑誌のサイズ、ページ数、配布先、特集企画など大きな部分は編集長が決めて、それを基に、メンバーが取材しながら個々に表現したいことを肉付けしていくんです。だから、メンバーの意見がきちんと入っている雑誌になる。僕の役割は、メンバーとコミュニケーションを取りながら、編集長が頭に思い描いていることを具体化する事でした。
2号目を出した後は、さらに色んな方面からお問い合わせをいただいたりと、メンバーの自信にもつながる1冊になりました。

挑戦したからこそ、今のくれえばんがある

行ってみたいと思わせる力が強い雑誌を作りたい。しがらみなくストレートに編集部の想いを込めた雑誌として、読者との距離が近い雑誌を作りたい。そういう気持ちでFeelを作ってきて、1号2号と形にできたことで、Feelはメンバーがどこまで挑戦できるか試すことのできる場所になっていました。3号目でやってみたいこと等もメンバーと話をしていたのですが、現在は一旦活動を休止しています。というのも、2019年6月より、くれえばんがリニューアルし、菅原さんが編集長に就任されたんです。現在は菅原さんの元、Feelメンバーもくれえばんに注力しています。Feelを自主企画として外でやってみた成果が、本業のくれえばんにも活かせているので、結果的には全体のレベルアップにつながりましたね。Feelとしても、いつかまた面白い取り組みができればと思っています。

紙の持つ、リアルに触れるという魅力

今、世の中はインターネットで何でも検索できる便利な時代ですが、Feelもくれえばんも冊子という媒体にこだわって作っています。紙の持つ温かみだったり、触れてめくった感じももちろんですが、自分が探していた情報とは別の情報が入ってくるところが冊子の面白いところ。ネットだと、知りたい情報をピンポイントに出してくれますが、冊子をパラパラとめくることで思わぬ記事に目が留まるかもしれない。そんな出会いがある、リアルに触れることのできる紙の冊子は魅力的だなと感じますね。本を買うのもamazonよりは、なるべく地元の個人書店で見て買うのが僕の日常です。

大好きな呉を拠点に、ローカルから発信するKUROKO.の仕事

今もくれえばんのアートディレクションが僕のメインの仕事ですが、最近では企業さんのロゴやポスター制作などの仕事も増えてきました。しかし、呉でデザインの仕事をすることは、例えば広島、東京で仕事をするよりもまだまだ難しい環境。デザインという見えないものに対してお金を払うという意識がなかなか理解されていない地域ではあるかもしれません。でも企業やブランドを強く育てるには、デザインを統一して同じ見せ方をしてあげることが必要。それは簡単に一朝一夕にできるものではなく、戦略を持ってブランディングをしてはじめて実現すると思っています。
現在、先輩デザイナーであるguideの久保さんと事務所をシェアしています。久保さんは長年くれえばんの表紙を担当されていて、呉でデザイナーという地位を築いてくれた方なんです。僕も大好きな呉を拠点に、企業さんが企業らしさを表現するためのお手伝いを、デザイン面から応援させていただく黒子のような存在でありたいと思っています。

KUROKO.

エディトリア、グラフィックデザインを中心に、ロゴ、シンボルマークを制作します。
お客様の思いに寄り添いながら一緒にモノづくりをしていけたらいいなと思います。

広島県呉市本町3-17 古武家ビル202
従業員数
1名
創業
2017年
原田 大吾
デザイナー

KUROKO. のその他のお仕事

月刊くれえばん
エディトリアルデザイン
htn登山クラブポスター
グラフィックデザイン
フルーツ大福 cocoromochi
ロゴマーク