「ともに、つくる」を大切に、企業の前進をお手伝い
ひろしまのデザイナーと企業をつなぐ相談窓口

信頼から生まれる
セレクトショップの
グラフィック
事例 FEEL EASY ブランディング
FEEL EASY
アパレル
K’sデザイン室
グラフィックデザイン

INTERVIEW

オーナーのこだわりがつまった、大人のためのセレクトショップ

FEEL EASYさんは2016年に事業を始められたアパレルのセレクトショップです。オーナーの福田さんはアパレル業界で長く働かれていて、東京や広島の百貨店などでの経験を活かして独立されたばかりでした。DM作成にあたりデザイナーを探されていて、弊所のWebサイトを見て、問い合わせをいただいたのが始まりでした。
メインターゲットは40~50代の男性。ファストファッションを卒業したいなと思われている方に着て欲しいという思いをお持ちでした。コンセプトは「使いやすく、チャレンジできる、ハイセンスなもの、をバランスよく取り混ぜた、良質な大人のカジュアル」で、福田さんがセレクトされたこだわりのブランドが入っています。また、FEEL EASYブランドでオリジナル商品も作られていて、福田さんが生地から選んでデザインし、国産の丁寧な縫製にこだわって作られています。

知っていただく、来ていただくためのプロモーションを展開

福田さんが偶然良い物件を見つけられたこともあり、予定していた時期よりも早い2017年の11月に店舗をオープンされました。急遽決まった店舗でお客様へのご挨拶も十分にできずにオープンに至ったので、ご案内も兼ねたツールを作りたいということでした。そこで、折り込み広告と、ポスティングを使って広島市のほぼ全戸にショップオープンのご案内を兼ねたDMを制作することになりました。

各分野の専門家がチームで作る、効果の上がるDM

プロのモデルを起用したいというご要望でしたので、FEEL EASYさんのターゲットに合いそうなモデルのコンポジ(※)を集め、モデル選びから始めました。その後、スタイリスト、カメラマン、コピーライターでチームを作り、ロケハン(※)、撮影、デザインという流れで制作を進めていきました。かなりの部数を印刷するため、輪転機を使って大量に印刷をかけることにしました。当初は3つ折りのDMを考えていましたが、それだと印刷コストがかかることが分かったので、結果的にはタブロイド版でご提案して制作しました。これを配布した後の反響はすごくあって、お客様がたくさん来てくださったようです。中には、掲載していたコーディネートそのままくださいとか、どうおしゃれしたらいいか分からないから教えてくれというようなお客様もこられたみたいですね。

※コンポジ(コンポジット・カード)
モデルなどの業界内部用プロフィールカードのこと

※ロケハン(ロケーション・ハンティング)
写真撮影等において、撮影するためのロケ地を探すこと

信頼して任せてくださる懐の深さ

DMを気に入っていただけたので、ありがたいことにそのまま春夏のカタログも依頼していただきました。今回は不特定多数に配布するものではなくて、顧客に対してしっかり商品を見せるカタログでした。売りたい商品をラインナップしていただき、コーディネートや付随する商品選びはスタイリストと一緒に行いました。福田さんは、デザインに関してはかなり信頼してくださっていて、餅は餅屋と言いますが、任せてくださるスタンスなんです。また、商品のリスト作りやデザインの校正など、福田さんの担当部分はばっちりやっていただけたので、作業が進めやすかったですね。
カタログ制作の間にはショップカードや名刺なども一式任せていただきました。ロゴを箔押しにすることで、シンプルながらも高級感のあるイメージを出しています。

販路を広げる、オンラインショップの可能性

福田さんは、アパレル業界にインターネットはとても重要だという考えをお持ちなんです。だからもちろんオンラインショップも運営されています。FEEL EASYさんで取り扱われているブランドは、関東では売り切れで買えないという商品も多いそうなんです。そういう方がネットで探して、FEEL EASYのECサイトから購入される、そういう導線があるんですよね。そういうオンラインショップのお客様が購入された際に同封する冬のDMは、商品カタログというかっちりした感じではなくて、モデルを使ったイメージ写真のような形で作ろうということになりました。旅をテーマしてアイテムを選び、ロケハンを組んで市内のホテルで撮影を行いました。

デザインにおける、紙選びの重要性

どいういうイメージにするかは既存のパンフレットのサンプルをお見せしながらご提案して、今回は紙質をザラっとした手触りのマットなものにして、雰囲気のある紙でいこうということになっていました。これが刷り上がってみると色が浅くて沈んで見えてしまうという結果になってしまって。いつもはデザインや仕上がりに対して気に入ってくださる福田さんが、これを見てやんわりとだめだしされましたね。結局は選んだ紙の限界だったのですが、やはり簡易校正ではなく、印刷機での色校正は大事だなと再認識しました。これに関しては納品した後に刷り直して再納品させていただきました。

信頼から生まれる、継続性を考えた仕掛け

シーズンごとにお仕事をいただいたり、納品の際にまた別のお仕事を頼んでいただいたりと、福田さんとはとてもいい信頼関係ができています。ショップを運営されていると、季節ごとのツールなども必要になってくるので、今はクリスマスカードを作っている最中ですね。お客様にとっても継続性を期待させるものになるといいなと思い、春夏、秋冬のそれぞれのDMにカレンダーを入れて飾れるような仕掛けもしています。福田さんは良いものを作ることには妥協しない方なのですが、本当に私たちの事を信頼して任せてくださっているので、こちらも期待に応えたいという気持ちで色々取り組ませていただいて、好循環が生まれています。

先を考えた実店舗計画と、今後の展開

オンラインショップだけでも商品は売れる時代ですが、お店の信頼のため実店舗は重要だと考えられています。FEEL EASYさんの実店舗は広島駅の玄関口であるBIG FRONTに構えられています。並木通りにお店をオープンしてもあれだけたくさんのお店があると逆に人は入りにくいかもしれませんね。今の場所は、広島駅前の改装後は歩道橋ができて、ちょうどお店の前に人が降りてくる場所。今後人の流れが変わる場所なんです。場所選びも先を見据えられているんですよね。今後はレディースのショップも展開したいという思いもおありなので、どのように展開されていくのか楽しみです。

オーナーと直でやり取りできるからこそのメリット

普段私たちは広告代理店さんとお仕事させていただく事が多いのですが、今回はオーナーさんと直でやり取りということで、やはりスピード感を持って進めることができましたし、想いを直接聞けるので話が速いですよね。最終決定権のある方が撮影にも立ち会ってくださって、その場で判断してもらえるのはやはりすごく進めやすかったです。アパレル関係はファッション性があって楽しいので今後もやってみたい分野ですね。もちろんFEEL EASYさんのレディース展開も期待しています。

デザインを起点に広がる様々な取り組み

K’sデザイン室としては、パンフレット制作などの紙のお仕事が多いです。パッケージのご依頼もありますね。新たな取り組みとして、EARTH Hiroshimaの折り鶴チャームのプロダクトデザインもさせていただきました。こちらの商品は、2017年ひろしまグッドデザイン賞の奨励賞を受賞しました。
また、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)で毎年ヒロシマ・アピールズという活動をしています。供催される「ひろしま平和ポスター展」で平和に関わるポスター制作を継続しています。広島だからこそ発信できるもの作りもできたらいいなと思っています。例えばお土産物で広島を広げていくのも面白いなと思いますね。
私ができることはデザインをすること。横のつながりはたくさんありますので、今後もできない部分は他のプロの方と協業しながら一緒に作り上げる仕事をしていきたいです。

福田 俊也
株式会社フィールイージー 代表取締役
K’sデザイン室

ポスター・新聞広告・フライヤー・パンフレット等の企画デザイン制作・パッケージデザイン・CI制作・WEBデザイン制作

広島市中区小町5-25 小町吉田ビル202
TEL
082-504-3477
082-504-3477
FAX
082-504-3488
WEB
http://ks-designroom.com/
従業員数
3名
創業
2000年
金具 智子
代表/アートディレクター
下園 朋子
グラフィックデザイナー
中園 響
グラフィックデザイナー

K’sデザイン室のその他のお仕事

宮島お砂焼き ゆらりんこ・三角ぐい呑み
パッケージデザイン
家族のために365シリーズ
パッケージデザイン
EARTH Hiroshima 折り鶴チャーム
プロダクトデザイン