企業をつなぐ相談窓口
ひろしまのデザイナーと
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事業の本質を表現し
数値をもって価値化する
ウェブサイト運用
事例 サッカーステーション
事業の本質を表現し
数値をもって価値化する
ウェブサイト運用
数値をもって価値化する
ウェブサイト運用
事例 サッカーステーション
INTERVIEW
サッカーを軸としたサッカーがしたい人のためのサービス
サッカーステーションは、サッカーを軸にしたサッカー塾事業とイベント開催事業を運営されている会社さんです。代表の山根さんと、スタッフの清本さんお二人で始められたサッカーステーションですが、元々は違う屋号でサッカーを通じたイベント事業をされていました。コロナの影響を受け、今後どうしていくかを考えておられた時、「ウェブサイトのリニューアルをしたいんだけど相談に乗ってもらえる？」と声をかけてもらったんです。清本さんとは高校の同級生だったので、僕がウェブサイトを作れることをご存じだったんですよね。
事業を整理しながら事業の本質を探る
取り組む際に僕がまず聞くことの一つが、そもそもなぜこの事業をやるのか？ということ。なぜサッカーで人を集めるのか、なぜサッカーをするのにわざわざここに来ないといけないのか、というようなことを沢山お話しました。そもそも事業者さんって、自分の事業を知り尽くしているからユーザーの視点に立つ部分が乖離しているケースが結構あるんです。ユーザーが何を求めていて、なんでサッカーステーションが良いのかをきちんと伝えるために、ターゲットユーザーを整理し、これまでフワッとされていた事業を教育とイベントの二つに分け、提供するサービスと価値を言語化することから始めました。
ロジカルに、数字を見て判断する意識
ウェブサイトを構築していく際、検索しているユーザーが着地点として迷わないように、二つの事業どちらにもトップページがある構成で作りました。また、現在のネットユーザーのスタンダードはAmazonやNetflix。そういうサービスを見ているユーザーにとって、表示速度は地味ですがとても大切で、1秒遅いと売上が10%落ちる世界。サッカーステーションは同業サービスと比べても一番速く表示されるように調整しています。
大事にしていることはきちんと数字を見ることだと思っています。ウェブサイトを作ったことで良くなったか悪くなったかを判断するためにも数字は必要です。集客率も重要ですが、何の数字をもって良いサービスなのかというと、サッカー塾に関しては継続率と解約率。解約率を下げるためにはお客様が満足するためにどうすればいいかを考えていかないと事業は良くなりません。山根さんの指導を受けて子供が成長したと感動を得られるまでに何日かかるのかを逆算することも必要。数字の意識に対してお二人が洗練されていったと思います。
内部の人間のように入り、速いスピードで伴走していく
ウェブサイトを立ち上げて2年程ですが、現在も継続して関わっていて、外部のデザイナーというよりサッカーステーションの内部で一人IT部署のような意識でやっています。
前出の数字についても、こういう数字だからこう変えてみよう等、数字を見ながらウェブサイトを随時調整しています。デザインもマーケティングも本質的な価値を共有できている僕がやっているので、打ち合わせをしながらその場で変えたりもしますね。色々試してみた中で成功率が良いものを残して回していくというITスタートアップのような携わり方をしています。
想像以上の結果と、今後の事業の広がりの可能性
以前は清本さんが自分でできる範囲で作ったウェブサイトがあったんです。それと比べてアクセスは53倍と、数字が結果を物語っていますし、お問い合わせも圧倒的に増えています。サッカーステーションのお二人からは、「当初やりたいと思っていたことが、200%実現している」と嬉しい言葉をいただいています。
そもそも広島県だけでビジネスを成功させることが目的ではなく、人々にとって良いことをしたいと思って動かれている。サッカー塾に関して言うと、日本全国で求めている子供たちが沢山います。また、アジア諸国など海外のニーズもある。この先も色々トライを繰り返しながらサービスを成長させるお手伝いが出来たらと思います。
Swaaabのことと、今後活用したいAI技術
僕はカナダの大学を卒業してから東京でIT系の仕事に携わっていました。経営企画の部署にもいたので、様々な業界の事業調査や販売促進などマーケティング寄りの仕事をしていたことが今につながっています。
社名のSwaaabは英語のswab、日本で言う『綿棒』に由来しています。綿棒が無い時ってイヤだなと思いませんか？表で目立つものではないけど、無いと不便だから常備しておきたいもの。表のきれいなだけのデザインではなくて、裏側の数値や速度の速さとか、誰も気づかいないことをひたすら考えてる、僕らしい社名かなと思っています。
今、注目しているのがAIの技術。僕自身が会社とは別にAIサイトを運営していて、商工会でAI活用セミナーなど開催する側。サッカーステーションの中でも実はAIを活用している部分はあります。AIではできない教育事業でのリアルな指導や、イベント事業での人と人のふれあいや温かさは大切にしながら、大変な部分はAIの力を借りています。
今、AIのニーズはあるけどまだ使いどころが理解されていない状況です。でも活用できるとすごく便利ですし、活用することが今後のスタンダードになるはず。今後も得意なAIを活用して企業支援していきたいです。
このインタビューに
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広島市西区井口2丁目10-6-4
- URL
- https://swaaab.com/
- 従業員
- 2名
- 創業
- 2021年
