企業をつなぐ相談窓口
ひろしまのデザイナーと
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信頼と共感
二人の関係から生まれた
唯一無二の招待状
事例 オリジナル招待状「無垢」
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唯一無二の招待状
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唯一無二の招待状
事例 オリジナル招待状「無垢」
INTERVIEW
自身の結婚式を依頼した、大好きなクライアントとの仕事のはじまり
池田さんとの出会いですが、実は私自身の結婚式を依頼したのがKnotさんでした。当時、自分達らしい結婚式を挙げたいと思っていた時に、偶然見つけたのがKnotさんだったのです。ホームページやSNS等で、とても素敵な雰囲気の実績を拝見して、一目惚れしてしまって。すぐに問い合わせをして結婚式をお願いすることになりました。結婚式の後も、プライベートで一緒にご飯を食べに行ったり、旅に行ったりと、仲良くさせていただいている中で、今回の招待状のデザインをご依頼をいただきました。自分の結婚式でも、招待状やペーパーアイテムは自分でデザインして作っていて、池田さんがそれを素敵だと思ってくださっていたことも嬉しかったですね。
シンプルで洗練された、オリジナルの招待状を作る
結婚式の招待状は、新郎新婦の第一印象となる物なので、すごく大切なアイテムです。デザインの施された招待状が、世の中に溢れるほどたくさんある中で、オリジナルのウェディングを大切にされているKnotさんが選ぶ招待状はどんなものが良いのか、池田さんの中で絶対的に100点満点のものが見つかっていなかったそう。だったら、オリジナルでKnotの招待状を手掛けたい、ということで私にご依頼をいただきました。
池田さんからのオーダーは「シンプルなもの」ということでした。できるだけ装飾を入れず、シンプルで洗練されたものだけど、それぞれのご夫婦でちょっとしたアレンジが効くものを念頭に置いて、新郎新婦お二人らしさが作りやすい招待状をイメージしながらデザインしていきました。
感覚を理解しあえる関係性
全体的に色は白を考えられていたので、シンプルな分、大切にしたのは紙の素材感や文字の配置などの余白でした。紙の他にも、飾り紐や封筒の種類を変えて変化をつけたり、質感や風合いが変わるだけでも、新郎新婦の個性が出るように考えていきました。
基本的にKnotさんに依頼される方は、私自身をはじめ、池田さんの作る世界観が好きなので、趣味嗜好が近い方が多いんです。だから、私も大好きなKnotさんのイメージは理解できていましたし、どういう物が良いかに関しては池田さんの考えがとても明確だったので、私が色々提案した中から、一緒に答えを探すような感じで、とてもやりやすかったです。
完成であり、未完成であることが大事
結婚式の詳細が書いてある本状の方は、ご挨拶の言葉をはじめ、式のコンセプト、日取りや会場などの情報は、毎回違います。あらかじめテンプレートを作っているものの、それが完成形ではなく、お二人の情報をヒアリングして、お二人用に内容をアレンジしてデザインすることで完成となります。その時に大切にしているのは余白感と文字のサイズ感。詰め込みすぎるとシンプルである魅力が欠けてしまうので、情報量に合わせて文字のレイアウトには注意しています。かといって、文字を小さくしすぎると、年配の方には見えにくいことも。そのあたりに配慮して完成したデザインは、Knotさんと新郎新婦さんが選んだ紙に印刷して、自分たちの手で招待状として仕上げることで出来上がります。完成している招待状に合わせて作るのではなく、未完成の招待状をお二人の思いを乗せて完成させる、そんな招待状が出来上がりました。
作って終わりではない、ここからが始まり
こうして出来上がったKnotの招待状は、池田さんが「無垢」と名付けました。まだ無垢な状態から、注文していただいたお客様と一緒に完成させていく意味でも、ふさわしいネーミングですよね。
この「無垢」は、構想から約1年かけて形になり、2021年にリリースして、今やっと始まったばかり。ありがたいことに、今まさにお客様からご注文をいただいている状況です。これからお客様に合わせて色々やっていく中で分かることや、変わっていくことも出てくるはずです。作って終わりではなくて、ここからが始まりだという意識で、池田さんと一緒に今後もブラッシュアップしていきたいと思っています。
チームに伴走する存在でありたい
招待状はデザインするといっても、お客様も含めて完成させていくものなので、特殊な事例です。また、色んな会場で様々な形の結婚式があるので、内容が中々決まらないことも。それでも発送日は決まっているので、オーダーに対してかなりスピーディーに対応することも求められています。そこで大事にしているのはやはり信頼関係。
池田さんがお客様に招待状をお勧めする時に「実はこの招待状はKnotでお手伝いした花嫁さんだった方が作ってくれているんですよ」という風に、いつも私の話を出してくださっているそう。そういうストーリーや関係性を大切に、今後もチームKnotに伴走しながら、お客様に喜んでいただけるお手伝いができたらと思っています。
心掛けているのは、人と向き合うこと
私は元々東京で仕事していましたが、広島にＵターンして2015年からフリーランスとして活動しています。人の繋がりから、紹介してもらってお仕事させてもらうことが多いです。エディトリアルデザインをしていたので、パンフレットなどの冊子デザインは得意としていて、業種は学校、企業、個人商店、観光、街づくり系など様々です。ウェブサイト制作やイラスト制作など、比較的オールラウンドに動けるのも強みですね。いつも心掛けていることは、対企業というより、対人と向きあうこと。自分がデザインで関わることで、血が通っているような仕事ができることは嬉しいことですし、そういう仕事を今後も続けることで、また新しい関係性を作っていきたいですね。
このインタビューに
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チラシや冊子、ロゴ、イラスト、サイトのデザインとサイトの構築をおこなっております。ジャンルにとらわれずお客様と一緒に良いものをつくることを目指しています。
広島市
- URL
- https://harukichiii.com/
- 従業員
- 1名
- 創業
- 2015年
