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四方に広がる
竜馬の生きた風景を
追体験する施設づくり
事例 龍馬の生まれたまち記念館アトラクション
高知市立 龍馬の生まれたまち記念館
観光施設
株式会社ワールドエリアネットワークス
映像

INTERVIEW

得意のVRコンテンツを生かしたご提案

今回の案件は、クライアントである「高知市立 龍馬の生まれたまち記念館」のリニューアルと改修工事に合わせて、プロポーザルのコンペで提案させていただいたのが始まりでした。全体的な予算のボリュームもあったので、リニューアルの目玉的に、何か面白い提案をしたいねということで、色々と考えていきました。
弊社の事業の柱の一つに、VR(ヴァーチャルリアリティ)コンテンツ制作があります。うちでご提案するからには、VRの技術を生かしたコンテンツを作りたいねということになって。しかし、VRといえば、ヘッドマウントディスプレイを目を覆うように装着して楽しむ事が多いのですが、それだと一人でしか楽しめない。また、小さい子供が装着すると、目の発達に良くないので、年齢制限をしてしまうことになる。それらの条件を踏まえて、年齢制限なく、家族みんなで楽しめるコンテンツを作りたいね、ということで、ヴァーチャル4面シアターをご提案させていただきました。

社運をかける気持ちでのスタート

提案の時点では、こんなコンテンツあったらお客さんに楽しんでもらえるだろうなというコンテンツを盛りだくさんに色々盛り込んでいたんです。また、そのコンテンツを体験していただくためのセットのデザインや施工、機材選定などの美術回りもひっくるめての受注だったので、かなりのボリューム感でした。実際にプロポーザルがとれて、うちでお仕事をさせていただけるという連絡を受けた時は、正直なところ、すべてが実現できるか焦りました(笑)。しかも決まってから納品までが約5か月という短納期でした。
でもうちで決まったからにはそれこそ、社運をかけて取り組む決意で、実現に向けて走り出しました。

ここ高知でしか会えない龍馬に会いに来てほしい

幕末のスターである龍馬はいまだに日本ではとても愛されていて、龍馬自身、日本中を駆け回っていたので、いろんなところで龍馬に関する歴史が残っています。この記念館は名前の通り、坂本龍馬が生まれた町にある記念館なので、龍馬がこの町で生まれて、どんな風に育っていったのか、「ここ高知でしか会えない龍馬に会いに来てほしい」というコンセプトを立てました。内容的には、少年編、青年編と、龍馬の成長を感じられる内容になっています。コンテンツを制作するには、まずは龍馬の事を知らないといけないので、龍馬に関する文献などかなり読み込みましたね。かなり龍馬について詳しくなったと思います(笑)。

VRだけではなく、エンターテイメント性を取り入れた演出

前後左右に映像を流す4面シアターなので、4面全体をまんべんなく使ってストーリーを流すことを考えていたのですが、お客さんがどこを見たらいいのか迷わないように、演出は結構考慮しました。VRは、自分がそこに入り込んだような感覚を体験できるのが醍醐味なのですが、この記念館ではさらに、そこにエンターテイメントの要素を取り入れたいねということで、お客様が鳴子をもって大きな音で龍馬を応援すると、龍馬が試合で勝てるという、インタラクティブな要素を取り入れました。パチパチという鳴子の音と、みんなの声援で、毎回かなり盛り上がっているコンテンツなので、作ってよかったなと思います。

チームで作り上げ、乗り越えたからこそ成長できた

4面シアター自体の設計や施工、当時の趣を再現するための美術製作など、初めての経験する事も多かったのですが、各方面で活躍している専門家に協力をお願いして、チームで作り上げたという感じですね。もちろん、記念館の方にもかなり協力していただいて、4面シアターで流す動画の脚本なども積極的に関わってアドバイスなどもいただきました。社内で得意としているVR制作に関しても、体の動きを記録するモーションキャプチャーの作業などけっこう大変で、演者の方の体中にセンサーを付けて動きをとる作業を広島の体育館を3日間くらい貸切って行ったのですが、機械不良などが起こったりで中々思ったように進まず、予備日でなんとか撮りきったりと、大変な思い出がたくさんありますね。実際、納品前に4面シアターで使うプロジェクタの位置変更などもあったりしましたが、妥協せずにベストな選択ができたと思います。大変な事が多かった今回の案件ですが、終わってみると、すごくいい経験ができたし、会社にとって何段階も成長できた仕事だったと思います。

創造と挑戦を重ねて、新しい事にもチャレンジできるクリエイティブな会社へ

WANは「創造と挑戦」という理念を掲げています。やったことのない事に挑戦して形にしていく、面白い事や変わった事のできる会社でありたいと思っています。普段はCGの制作や、WEBや動画の制作など広告系の仕事が多いのですが、今回の仕事はエンドユーザーである記念館に訪れるお客様を楽しませるという、アミューズメントの仕事。自分たちの作ったコンテンツを体験したお客様の反応がダイレクトに感じられるので面白かったです。
最近事務所を移転しまして、そこでも新しい事を始めました。デジハコというスペースで、誰でも気軽に立ち寄って仕事ができたりお茶が飲めたりするコワーキングカフェのようなスペースなのですが、レーザーカッターや3Dプリンタを置いていて、ものづくりができるようにもしています。今後はそこにクリエーターや学生さんなどが参加できるハッカソンのようなイベントをしたり、VRやFABのものづくりに興味ある人が集まって出会えるような場所づくりができたらなと思っています。

今後も広島を拠点にクリエイティブな面白い会社を作っていきたいと思っています。VR以外でもプロジェクションマッピングなどデジタル系コンテンツには強いので、よくわからないけど何か面白い事をやってみたいというご相談は大歓迎です。以前はVRの仕事は東京から呼ばれることが多かったのですが、広島でVRをメインでできる会社はまだまだ少ないと思います。今後も地方から新しい事を色々発信できるような仕事ができたらなと思っています。

尾谷 裕司 
高知市商工観光部観光振興課 課長
株式会社ワールドエリアネットワークス

WANでは3DCGやVRコンテンツ制作を始め、動画制作/
デザイン/イベントコンテンツ/WEB制作など、様々な
クリエイティブ制作を行っております。

広島市中区大手町2丁目2-13
ザ・ガーデンプレイス紙屋町 5F
TEL
082-207-2601
082-207-2601
FAX
082-207-2602
WEB
http://wan-hiroshima.jp/
従業員数
6名
創業
2010年
三谷 歩
代表取締役
横田 尚吾
CGクリエイター

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スタートアップサービス「ポータブル」
ウェブサイトデザイン構築
ザ・広島ブランド
ウェブサイト制作
広島青年僧侶春秋会のイベント
プロジェクションマッピング