「ともに、つくる」を大切に、企業の前進をお手伝い
ひろしまのデザイナーと企業をつなぐ相談窓口

082-242-4170
アパレル企業の
新しい取り組みを
表現するグラフィック
事例 ART THROUGH STORE
Chum!
アパレルショップ
パーマン株式会社
グラフィックデザイン

INTERVIEW

島根のアパレルショップが手掛けるショップインショップ

chum!(チャム)さんは、松江市にあるアパレルショップ。セレクトショップとしては松江でも割と有名で、洋服好きな方が集まるお店です。オーナーの村上さんが、地元の先輩というご縁で、以前から色々仕事を任せてもらっていました。新しい事業として「ART THROUGH STORE(アートスルーストア)」という取り組みを始められると聞いたのが5年前。「お店の中にもう一つお店があったら面白いよね」という、村上さんならではの感性で、チャムのショップ内に特別なストアを作ったショップインショップ(※)が「ART THROUGH
STORE」です。村上さんから「ART THROUGH STORE」のブランディングを依頼されて、ロゴのデザインから始まり、DMやグッズといったアイテムをトータルでデザインさせていただくようになりました。

※ショップインショップ
あるお店の店内に、他の専門店が出店する形式のこと。

アートスルーストアの活動とは

「ART THROUGH STORE」では、グッズを作ったり、音楽が得意なスタッフの選曲でオリジナルCDを毎月リリースしたりと、様々な展開があります。また、知る人ぞ知る有名な国内のブランドを東京から呼んで、ポップアップストアをする機能があったりと、活動は幅広いです。また、そのブランドの空気感を出すために、本当にショップの中に小屋を建てるなど、徹底的に作り込むスタイルもすごい。島根でのこの活動が、東京でも注目されているようで、全国規模のファッション誌でも紹介されるそうです。
そもそも、アートスルーストアのネーミングの由来は「アッとする」「アートをすり抜ける」という意図があるそう。ネーミングやコンセプトを考えた村上さん自身はショップ経営者なのですが、どちらかというとデザイナーの感覚を持たれている人なので、お店のあり方や打ち出していくイメージをアートに寄せて発信していきたいという意味合いもあると思いますね。

シンプルに訴えかけるロゴデザイン

アートスルーストアのロゴは、邪魔にならないデザインを心掛けてシンプルに作っています。また、シンボルの四角は黄金比率で引き、心地よい視覚で表現しました。また、四角の枠から英語の「ATS」という頭文字が主張してくるような佇まいにしています。
ロゴの他にも、ポストカードを作ったり、ポップアップの際のディスプレイ回りをお手伝いしたり、ノベルティのパッケージをデザインしたりと様々で、関わっている自分自身も色々楽しませてもらっていますね。
おかげさまで、アートスルーストアは地元の服好きな方にももちろん、東京のデザイナーさんたちからも好評のようです。次回9月は東京、原宿のコンセプトショップ、Graphpaper(グラフペーパー)が来られるそうで、地方に来るのは結構すごいことみたいです。

広告脳とは違う、アパレル脳のデザイン

自分自身広告業界が長いので、デザインするイコール広告する、という意識があるんです。今回のロゴは、村上さんはすごく気に入ってくれているし、お客様の評判もすごくいいんです。でも、僕みたいな広告の人間からみたら全く広告要素のないデザインですよね。村上さんはこだわりが強い方なので、いつもデザインのOKがでるまで結構大変なのですが、それはアパレル脳と広告脳が全く違うのが理由なのかなと思います。単なる告知なのではなく、置いていても絵になるものを作りたいという意識が強いんですよね。

デザインの正体は、コミュニケーション

chum!さんで扱われている洋服なんかは特に、ジャンルによってオシャレの感覚も違うので、特殊な分野だなと思いますね。ダサいと思うようなことが、かっこよかったりする、そんな世界の中で、どうデザインのフォーカスを合わせていくかは自分にとっても手探りで、やりながら何とかたどり着くような感じです。だから、たくさん作って村上さんに見せて、その反応を見ながら進んでいます。どれがはまるかは、やってみないと分からないし、その時点では広告なのかは分からない。でも広告でもアートでも、やっぱりお客さんが主体的に見る感覚が大事なんですよね。そう思うと、結局はコミュニケーションをとれるツールが、デザインなのかなと思います。

つながりを生む、自社の新事業

パーマンは島根県は松江市に拠点を置くデザイン会社です。広告代理業から細かなデザイン制作まで、案件の規模も大小様々ですが、主に島根の仕事がメインです。3年前から事業拡大のため、広島にも拠点を構えています。
今回のチャムさんの事例のように、企業のロゴなどCI、VIを作る仕事は、実績も多いですし、自分的には一番楽しい仕事です。また、広島では自社としてスリマッカ事業というものをスタートしており、事務所を一部開放して、シルクスクリーン印刷の設備を使って自分でものづくりをしていただけます。この事業で、ワークショップに呼ばれたりするなど、また新しい人とのつながりが持てるのが楽しいですね。

島根、広島の2拠点ですが、やはり人とのつながりが大切だと思っています。今後も、デザインの仕事を通して、依頼主の人間性や企業性が見えてくるデザインをしていきたいです。単純に仕事をこなすだけでもなく、きれいな形を作って終わりでもなく、そこにある思いや背景が伝わるようなデザインがしたいですね。そのためには自分が正直に、まっとうな生き方をしていかなきゃなと思います。

パーマン株式会社

デザイン事務所兼、シルク印刷のできる作業場を運営しています。自社設備を一般の方にも開放していますのでお気軽にお越しください

広島市西区己斐本町1丁目8-30 3F
TEL
082-208-2416
082-208-2416
FAX
082-208-2717
WEB
https://parman.tokyo/
従業員数
2名
創業
2015年
小倉 正朋
アートディレクター
冨金原 健治
ディレクター

パーマン株式会社のその他のお仕事

食堂 晴レ
ロゴ/ツールデザイン
ベルヴィ ベルブラージュ TV CM
映像
Flat Style コーポレートサイト
ウェブデザイン