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企業の特徴を紐解き
方向性とイメージを提示
事例 広島中央自動車学校
株式会社広自センター
自動車学校
株式会社GENSHOKU
グラフィックデザイン

INTERVIEW

厳しい経営状況にあった自動車学校の危機を打破する

中央自動車学校さんとは、たまたま同じだった顧問税理士を通してご相談いただいたのが最初のきっかけでした。広島にはたくさん自動車学校がありますが、少子化に伴い生徒数が減っていく中で、自動車学校も淘汰されて業界的には厳しい状況とのことでした。また、当時SNSに中央自動車学校についての否定的なコメントが書き込まれていて、若者から敬遠されていたようです。今の若者は厳しい指導を苦痛に感じていたようで、一生懸命教えているつもりが空回りしていたんでしょうね。そんな状況の中で、今後どうやって運営していくかをご相談いただいたのが始まりでした。

堅い印象の自動車学校のイメージを変える

自動車学校に来るメインターゲットは、高校卒業した18歳から25歳頃の若者。若者が自動車学校を選ぶ基準は、安くて、早く免許が取れて、ガミガミ言わない優しい先生がいる学校なんですよね。こちらの教習員の方は、昔気質の厳しい方が多いのですが、裏を返せば厳しく指導しているからこそ、事故率の低さでは県ナンバーワンの実績が取れているのだと思います。厳しさは大切な要素でもありますし、指導方法などは中々変えられないものでもあるので、まずは中央自動車学校全体のイメージから変えていきましょうという流れになりました。

親しみをもってもらうためのイメージキャラクター

広報面やコミュニケーション面で、イメージを柔らかく、敷居を低く見せるための工夫として、キャラクターと合わせたロゴをご提案しました。中央の「ちゅう」にかけてネズミのキャラクターにするのが一案。そしてもう一案が今のロゴであるスナメリイルカでした。他の学校と比べて、中央自動車学校にしかない特徴は?と考えた時に浮かんだのが景色の良さ。空港とヘリポートのおかげで周りに遮へい物がなく、圧迫感のない教習コースで、瀬戸内の穏やかな海に宮島も見えます。当時、ご近所にある商業施設に水族館ができることもあり、瀬戸内にも生息している海洋生物であるスナメリイルカがハンドルを握っているようなモチーフの、かわいらしいキャラクターを作りました。ロゴはブルーを基調とした爽やかな色合いに仕上げています。

ブランドを守り、続けるために必要なVI

今回の仕事内容を整理すると、見た目の要素を変えて、学校のイメージを刷新すること。専門的に言うと、VI(※)を変えて、色んなツールに展開できるようにデザインのガイドラインをしっかり整えることでした。というのも、現在紙ものやウェブ、その他のツールなど、色々な業者さんに頼まれているので、各社によって学校のイメージがバラバラにならないようなルールを決めておくことは、ブランドを守るために重要なんです。私たちはグループ会社が印刷会社なので、本来は印刷物関係全般を、VIを作った私たち自身がやらせてもらう方がブレがないものができます。でも今の業者さんとのお付き合いもあるので、そこまでは入らないということで、VIまわりの整備をしっかりとしました。今ないもので新たに作るツールは、デザインから印刷まで一貫して関わらせてもらっているので、今後も色々ご提案できたらと思っています。

※VI(ビジュアル・アイデンティティ)
CIの中で、企業の象徴となるシンボルマークやロゴタイプといった視覚(ビジュアル)の統一をしようという計画のこと。

ブランディングの成功とは

新しいビジュアルは学校側の反響も良くて、特に女性の事務員さんからの評判上々です。生徒さんの集客も伸びて、経営的な結果に結びついているのは嬉しいことですね。やはり、お客様の持つイメージに左右されて学校が選ばれるのは無きにしも非ずです。デザインを変えることで結果的に評判がよくなり、ブランド自体が独り歩きしてくれたら販促活動の負担を下げれます。それがブランドの力であり、あるべき姿だと思いますね。結果、お客様の満足度が上がることがブランディングの成功と言えるのかなと思います。
リニューアルから4年弱ですが、現在も何かあったらご相談いただく良い関係でお仕事させてもらっています。今後もブランディングのプロフェッショナルとして、寄り添っていけたらと思っています。

時代と共に、求められるものに対応できる柔軟さ

私はGENSHOKUに入って5年目ですが、デザイン業界に身を置いて40年余りとなります。母体の原色美術印刷社のデザイン部門を切り離して独立したのがGENSHOKUのはじまり。基本ベースが印刷会社なので、会社としてはDMやチラシ等の印刷関連案件がメインです。私自身は母体の仕事はほぼやっていなくて、自分で営業した仕事や、以前勤めていた会社からの仕事、今回の中央自動車学校さんのようなVI関係、学校案内や会社案内等、仕事の幅は広いです。また、会社としてもドローン撮影はじめ、動画や映像関係の取り組みにも力を入れています。というのも、時代の流れに伴い看板やチラシからデジタルに移行しています。紙物と連携してデジタルコンテンツにも取り組むことで、会社の存在価値を高めていきたいと思っています。

学び続ける姿勢を持つ

実は、私も去年ドローン撮影の資格を取得しました。他にも大型二種をはじめ、自動車学校で取得できる車の免許という免許はほぼ持っていますし、レーダーや無線、運行管理、潜水士、船舶関係など、結構ガテン系な資格を色々持ってます。興味があるから、ということでもありますが、人生何をやっても無駄なことは一つもないというのが自分の信条なんです。今回の中央自動車学校さんとお話をしていても、あらゆる車の免許を持っているから、車の専門的な話になっても理解が早いんだと思います。知識があると、コミュニケーションをとりやすいですし、話のきっかけにも役立ちます。
個人的な話になりますが、実はこの年で人生二度目の大学生(MARCHの1つ)を実践中なんです。リーガルマインドがライフワークであるデザインの仕事に活きる時はきっと来ると信じています。自分の人生を豊かにするためにも、これからも学び続ける姿勢は一生持ち続けていたいですね。

大島 洋祐
株式会社広自センター
広島中央自動車学校
株式会社GENSHOKU

企画構成からグラフィックデザイン、Webデザイン、プロモーション動画、無人航空機による撮影、編集および公開まで、お客様の課題解決に寄り添いながら各種ツールを提供いたします。

広島市西区商工センター7丁目5-48
TEL
082-501-3741
082-501-3741
FAX
082-501-3731
WEB
http://www.genshoku.co.jp/
従業員数
7名
創業
2009年
阿部 ヒロシ
クリエイティブディレクター

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