「ともに、つくる」を大切に、企業の前進をお手伝い
ひろしまのデザイナーと企業をつなぐ相談窓口

082-242-4170
会社の在り方を
共に考えていく
ビジネスのデザイン
事例 海人の藻塩(あまびとのもしお)
蒲刈物産株式会社
塩の製造・販売
株式会社フォノグラム
ウェブデザイン

INTERVIEW

社内のウェブ担当者を育てること

「海人の藻塩(あまびとのもしお)」を作られている蒲刈物産さんとの出会いは、電話でのお問合せがきっかけです。当時からウェブサイトはお持ちで、保守をしてくれる業者を探されていました。でも、保守だけならお請けできないとお伝えし、代わりに社内にウェブ担当者の配置をご提案しました。クライアントの多くは、社内にウェブ担当者を置いていません。でも、ウェブで成果を出したり、案件を進める上ではクライアント側にも対等に話ができるスキルを持った方が必要です。
こちらの提案を蒲刈物産さんに受け入れてもらう形で、まずは社内でのウェブ担当者の育成からスタートしました。担当となった早坂さんはその時まだ入社半年、一緒に勉強してみようと緩やかに始まりました。

チームビルディングの重要性

一つネックだったのが予算の部分でした。お金の都合がついたら会社も動いてくれるはず、予算がないなら予算をとるところも一緒にやろうと、呉市の補助金をとりに行きました。入社半年の方が、補助金を取りに行き、ウェブを勉強して、社内の担当者としてサイトの立ち上げに携わり、最終的にはサイトで成果を上げる・・・ということはかなり酷でしたし大変でしたが、結果的に補助金がとれて、スタートすることができました。
何の案件でもそうですが、社内の理解を得ずに勝手に進めても失敗するのは明らか。まずは最初に社内向けにプレゼンテーションをします。ウェブ担当者として動くことで、将来的にこんなメリットがあり、それによってみんなの仕事はこうなる、ということを蒲刈物産さんの幹部や社員の方々にワークショップを交えて説明しました。

作ったのは、事業自体をデザインして動けるノウハウ

僕らがやったのはウェブサイトを作るというより、事業自体をデザインしていくことだったと思います。僕は本来やりたかった、人を育てるという部分と、コンサルに依存せずに社内で回していける環境を作ってあげたかった。ウェブサイトを作ることも、僕らが提案するのではなくて、中の人が事業計画を立てた上で、ウェブが必要かどうかを判断してほしかったんです。それでウェブが必要ならば、フォノグラム側で制作しますというスタンスで、お客様の背中を押してあげる役目ですよね。だから最初はほぼ教育だけでした。早坂さんは「海人の藻塩」を日本中に広めたいという志があって蒲刈物産に入社されていたので、とても熱意がありました。最終的なゴールは「すべての家庭に藻塩をおく」と設定して、ウェブ解析士育成のカリキュラムに則って、サイトの運営の仕方をベースに教えていきました。

すべては、事業を成功に導くため

結果的に、コーポレートサイトとECサイト(※)の2つをリニューアルしました。アクセス解析で分かったのは、これまでは50代60代の方がターゲットでしたが、この2つのサイトを見ている人は20代30代の方も多くいらっしゃるということ。そこで若い方をターゲットにした、モバイルファースト(※)のサイトにしました。また、コーポレートサイトは塩を製造している「島」にフォーカスしています。この島で製法が発見された藻塩は、この島だからこその商品。自分たちの島を紹介するという意味を込めたサイトを作ることにしました。正直、ビジュアル的なデザインはそこまで重要視していません。それよりも結果が出ることが大事で、その一つの要素としてデザインがあるだけ。唯一、写真だけは良いものを使おうと、プロのカメラマンに依頼しました。ロケーションは島民の方に協力してもらって選んでいただきました。

※ECサイト

自社の商品やサービスを、インターネット上に置いた独自運営のウェブサイトで販売するサイトのこと。

※モバイルファースト

PCサイト用のデザインより、スマホ向けのデザインをより重要視すること。

最終的には、ビジネスをデザインすることが仕事

この案件は、僕がこれまで関わった仕事の中でも一番部外者を巻き込んだ案件だったと思います。コーポーレートサイトも、島の人たちの意見を聞きながらコンテンツを作っていった感じです。とにかく島の人とつながるのは大変でしたが、そこができなければ実現できなかったと思います。実際のウェブ制作になってからのビジュアル等に関してはこちらが主導で作業する部分もありましたが、終始後方支援しながらビジネスをデザインすることが仕事でしたね。
早坂さんがウェブ担当として育ったことで、ウェブサイトを作って終わりではなく、きちんと運用してもらえるので事業としての継続性が期待できます。現在は保守契約を組んでいただいていて、早坂さんの方が施策を立ててこちらが制作するという流れでやり取りしています。

大事にしているのは、攻めの保守とコミュニケーション

一般的な保守はお受けしないんです。それは制作会社の悪い癖でもあると思うのですが、お互いが何も成長しないような、依頼だけになってしまう。だからこそ、こちらから攻めていって、お客様の方で良い施策を考えてもらうというのが僕の理想です。そのために今回の事例では人材育成というやり方を取りました。事業を成功させるにはやはり一人ではできないんです。色んな人を巻き込んでいきながらコミュニケーションをとっていく事が大切。弊社では、教育をはじめ技術面や保守ツールを使って、遠隔でも関係性を作れるようにしています。
また「コミュニケーションを創造する」という会社理念を掲げています。今回の事例でもやはりすべてそこにかかってくると思いますね。だからこそ会社的にもこういった色んな事業をさせてもらえるんだと思います。

時代に合わせて変化しながらチャレンジできる会社

フォノグラムは僕が入社した10年前はいわゆるウェブ制作会社でした。それが、時代や人が変わっていく中で、色々な事業にどんどん取り組むことが弊社のスタイルになってきています。僕自身も実験的に色々提案させてもらっています。ウェブの枠にとらわれず、いろんなことにチャレンジできる会社でありたいと思っています。
今考えている一つが、自分たちの得意分野であるブランディングのスキルを使って広島にあるオンリーワンの商品を僕たちの手で広めていくような事業。自分たちのサービスを売ることはずっとやってきているので、その経験を活かしてよりお客様のためになることでチャレンジしてみたいですね。

今、僕自身はダブルワークをやってみたいと思っています。企業文化は個々の風土が集まってできるもの。一つの企業だけに所属するのではなくて、みんなが会社の経験を持ち寄ることで、人脈的にも技術的にも本当に面白い会社になると思います。社員という人を中心に、フォノグラムの文化を変えていくことで、またお客様のためになる面白い仕事ができたらなと今からワクワクしています。

株式会社フォノグラム

私たちが提供するのはウェブ制作だけではありません。企業の価値をしっかり捉え、ウェブ技術やデザインの力でブランドを高め、お客様のビジネスを強力にサポートします。

広島市中区西十日市町9-9 広電三井住友海上ビル5F
TEL
082-532-7750
082-532-7750
FAX
082-532-7751
WEB
https://www.phonogram.co.jp
従業員数
20名
創業
2003年
杉本 正彦
ディレクター
中丸 賢二
ディレクター

株式会社フォノグラムのその他のお仕事

ひろしま企業図鑑
ウェブサイト制作
いただに工業コーポレートサイト
ウェブサイト制作
カープグッズPRサイト
ウェブサイト制作