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インバウンドを意識した
地域の魅力を伝える
動画制作
事例 世羅PRムービー
世羅高原6次産業ネットワーク
団体
iDS Studio
映像

INTERVIEW

インバウンド向けに世羅をPRできる動画制作

この案件は知人に紹介してもらった世羅高原六次産業ネットワークさんから依頼を受けて、世羅のPRムービーを2016年に制作させていただいたところから始まります。その時に制作したムービーは、世羅で活躍されている元気なお母さんたちや職人さんの姿を交えて、世羅の美しい春夏秋冬の風景をゆっくり見てもらうものでした。各季節ごとに約3分の動画にまとめ、計4本を納品しました。
その後、香港などのアジア諸国のブロガーたちが世羅へ観光に来ている流れがあるので、もっと誘致できるようにと、海外の方にPRできるようなインバウンド向けの動画制作のご依頼をいただきました。具体的には2016年に制作した前作をアレンジ+αして日本語版、英語版と中国向けの3本の動画が欲しいとのことでした。

短時間で心に残る、インパクトを重視した動画

前作は世羅の美しい四季の風景を、ゆっくりときれいに見ていただきたいという狙いで作った3分の動画でしたが、今回はインバウンド向けというご依頼でしたので、テンポよく切り替えて見せるインパクト重視の作りにしました。というのも動画を見せる最終目的は、世羅に行ってみたい、世羅ってどこにあるの、という想いが視聴者の心に残ることだからなんです。その印象で世羅の検索につながって、最終的には来てもらうことが目標。その最初の印象付けが動画の担う役割でした。

世羅高原六次産業ネットワークの宮川さんからは、世羅の里山だけではなく、世羅が持っている資産や歴史を表現してほしいとうご要望がありました。実際、世羅には空海が作った和歌山の高野山を支えてきた歴史があり、当時の僧侶が修行に使った建物が残っている場所があるんです。外国人の方もそういう歴史を見ながら日本を散策されるというイメージがあったので、まず日本のマップから入り、広島、世羅という順に見せて、地理感を与えて興味付けする構成の映像にしています。
素材は前作で1年間分取材して撮影してものがあったので、それを精査しつつ追加撮影も行いました。アニメーションや環境音や効果音を入れて編集することで、2分半のムービーでも飽きさせない工夫をしています。

客観的に魅力を伝える

完成した動画は六次産業ネットワークさんのウェブサイトやSNS、世羅夢高原市場内のモニターで流しています。地元の方からも好評で、特に雲海の風景は「世羅にこんなきれいな景色があるんだね」と驚かれたり、改めて世羅の魅力を発見していただけていますね。
実際、灯台下暗しの部分はすごくあると思っていて、地場の人たちは自分たちの持っている魅力になかなか気づけないんですよね。街からきた僕からしたら夜の星空ひとつとっても素晴らしいものです。そういう日常的にあるものでも、客観的に見られると魅力に気づける場合が多いんです。その土地の魅力に気づけるツールの一つとして、映像や写真という表現が必要になると思いますし、土地の魅力を伝えるという部分を自分の役目としてできたらいいなと思っています。

シェア100件!共感を呼んだ、町のための動画

動画を作るためにはまずヒアリングをして、何の目的でどんなムービーを作りたいのかを聞かせていただきます。内容にもよりますが、歴史を知らないとご提案できないものもあったり、実際に撮影する場面を訪れてみないと提案できないものならロケハンが必要になります。今回もきれいな雲海を撮るために、雲海の出る条件や時間を調べて何回か通いました。
作ったあとは再生回数も見ていて、回数が少ない=広まっていない場合は、どう広めていくかというお話をすることもあります。実は今回の動画は自分の過去の実績の中でも一番再生回数が伸びた案件で、Facebookに動画をアップして、シェアが100件以上あったんです。知らない人のシェアからシェアで、こんなに広まることは自分としては初めての経験で、驚きと共に感動しました。世羅にある本来の魅力をきちんと伝える動画だったからこそ、たくさんの方に共感していただいたのかなと思います。

短い時間で圧倒的な情報量を伝えられる動画のメリット

僕自身の仕事は、結婚式やミュージシャンのミュージックビデオ撮影や、企業や行政の紹介動画制作など、仕事は多岐に渡りますが、今回のような、地域に根付いた人や環境を撮るドキュメンタリータッチの動画制作が得意です。
今はほとんどの人がスマホなどのデバイスを持っている時代。今後はネット回線が5Gになり、映像が4K、8Kという時代になり、動画の普及率はますます上がってくると予想されています。動画は短い時間でも伝えられる情報量が圧倒的に大きいので、2-3分程度の短い動画で自社の商品や人物を紹介することが当たり前になってくると思います。その時のためにも、今から動画をどんどん活用していただきたいですし、伝える手段として非常に有効だと思いますね。

田舎から発信して、地域を活性化したい

僕は広島市出身ですが、現在は福富町に移住して生活をしています。住んでみると自分の感性に引っかかるものが田舎には多いと感じますね。今後やってみたい活動としては、昔からある風景や職人の技、昔ながらの知恵など、今撮っておかないとなくなるようなモノやコトを写していきたいです。その動画がPRになり、移住してくれたり、訪れてくれる人が増えることで根本的な地域活性になるといいですね。

ある時期、都会から有名なカメラマンを呼んで田舎を撮影してもらうことがブームになったけど、そのあと何も残らなかったという失敗事例もたくさん見てきました。田舎を写すなら田舎の感覚が分かる人の方が良いですし、地元に住んで長くケアできるほうが良い。しかし田舎に拠りすぎても古臭くなるので、街の新しい風も取り入れながら、田舎から発信するものを作ってみたいです。
僕自身カメラを持てたことは天職だなと思っていて、ジャーナリストのような使命感とまではいかないかもしれませんが、カメラを通して自分で伝えられるものを残していきたいです。

宮川 哲二 
世羅高原6次産業ネットワーク
iDS Studio

常に最先端のものを追いかけるだけでなく「本質」的なもの、それは文化や歴史だけでなく、自身の「感性」も含め、お客様と共に写真・映像で表現することを心がけています。

東広島市福富町久芳2299-3
TEL
082-401-1173
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創業
2011年
山口聖巴

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企画/取材/写真撮影
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企画/ディレクション/映像撮影
cafe bar The Earth 「ランチへの想い」
企画/構成/映像撮影