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事例 株式会社セイエン
株式会社セイエン
製造業
Hitoiro Design
ウェブデザイン

INTERVIEW

3度目のウェブサイトリニューアル

セイエンさんは呉の音戸にある製造業の会社さんで、もう10年以上お取引させていただいています。知人からの紹介で、ウェブのリニューアルをさせていただいたのが最初のお仕事でした。リニューアル後は、その素材を使って、名刺やパンフレットなどのグラフィックへの展開もお手伝いさせてもらっています。その後、もう一度ウェブのリニューアルを経て、今回新たにスマートフォンやタブレットからのアクセスを考慮したレスポンシブ(※)対応をするために、3度目のリニューアルをご依頼いただきました。

※レスポンシブ

PC、タブレット、スマートフォンなど、異なる画面サイズの幅を基準にWebサイト表示を柔軟に調整し、見やすく最適な表示にすること。

目的は、優れた技術を知っていただくこと

セイエンさんは、戦後に小さな鉄鋼業から始められて、今では異形パイプ等の金属部品に特化された製品作りをされています。3次元曲げや、金属パイプの肉厚を変えずに均等に曲げられる技術等、特に極小曲げの技術では特許を持たれていて、技術者の方なら断面図を見るとその技術力の高さが分かるそうです。一般的に広く知られているメーカーというより、主に自動車やバイクメーカーへ部品を提供されていたりと、業界の中でなくてはならない部品製造メーカーさんです。ウェブサイトでは、その技術力をアピールして、セイエンという会社を知っていただいくことを目的としています。

鮮度の高い情報を伝えられる、ウェブサイトの重要性

やはり特殊な業界のため、会社名から直接検索されることが少ないので、「パイプ、曲げ加工」等の検索ワードでヒットするようにSEO対策(※)をしっかりしています。専門用語での検索で上位に表示されるようにして、セイエンさんのことを知ってもらうという流れです。ウェブサイトは一番鮮度の高い情報源。紙は印刷すると古くなってしまいますが、ウェブはその都度新しい情報を更新できる、いわば生ものです。お取引先を探されている会社さん、就職先を探されている方、メディアの方など、色々な方が情報にアクセスできる重要な窓口となります。

※SEO対策

検索結果で自社サイトを多く露出をするために行う対策のこと。

実際ウェブがあることで、最新の技術や情報がたくさん提供できるので、仕事に結びつくまでの時間や手間などのプロセスが短縮されて、お問合せをいただいていからの話が速いようです。結果的に、自動車以外の様々な会社さんからも問い合わせが来るようになっています。
また、この業界だからこその事例かもしれませんが、お取引先様にとって、セイエンさんのISO証明書等がウェブからダイレクトでダウンロードできることが大変便利だと感じられているそうです。色んな点で、やはりウェブサイトの重要性を感じますね。

必要以上にやりすぎない、その時に最適な解を出す

技術力を見せるという点で工夫したのはやはり製品写真の見せ方です。部品は小さいものが多いので、拡大したり、断面も良く見えるように掲載しています。金属部品なので、反射や影に気を付けながら撮影し、さらに輪郭がきれいに見えるように調整しています。また、製品だけではなくてそれを作っている設備や機械の写真も掲載しています。実は撮影はすべて私が担当しています。実際の工場は暗いし、機械は重いから動かせないですし、結構苦労しましたね(笑)。製品をきれいに見せるのであればカメラマンを入れる選択肢もありましたが、今回は必要以上に華美に見せることが目的ではなく、必要なポイントを押さえた技術者に伝わる写真を、というリクエストだったので私の方で作業しました。

全体としての統一感と現場を考慮した施策

セイエンさんのロゴマークは元々あったものを使っています。会社の場所が海沿いにあり、そこに根付いて発展されてきた意味を込めて、瀬戸内海のゆるやかな波をイメージしたメインビジュアルを作りました。技術だけではなく、その技術を支えている社員さんを大事にされている点など、会社としての誠実さも伝わればと思っています。
同じイメージで、会社パンフレットや名刺も作成しています。パンフレットは以前は社長がワードで資料を作られていたので、まとめたものを作りましょうとご提案させていただきました。内容的には設計の方が発注する際に必要な情報をコンパクトにまとめているので、商談の資料としても使えるようになっています。国内の他、アジアなど国外の展示会でも配られています。名刺は工場の現場の方が使う際にも汚れにくいようにと撥水加工の素材を提案して採用されています。

継続的に進化していくお手伝い

新しい事や、取り入れた方がいいと思う事を提案をすると、きちんと受けてくださるので、ヒアリングした時に出てきた内容で必要なことはタイミングをみながら色々提案していきたいと思っています。アクセス解析を見ていると、思った以上にウェブサイトが見られているんですよね。そういった情報を基に、情報発信の方法もブラッシュアップしていけたらと思います。
2016年に株式会社化され、現在も継続的に展示会に出ていらっしゃるので、今後はそういった際のブースデザインなどもサポートできればいいですね。

個人だからこそできること

私自身は、ウェブやグラフィック、パッケージデザインと、幅広くデザインに関わってきました。今回セイエンさんのウェブリニューアルの目的はレスポンシブ対応でしたが、小規模な会社さんではウェブの需要はまだまだあると思っています。個人の機動力を活かして、今後もそういった中小企業さんのサポートができたらと思います。
また、自分の活動としては、個人でアクセサリーブランドを立ち上げています。今後は、商品として流通量を増やして製造業として成り立っていけるように、きちんとブランド化していきたいと思っています。

関屋 憲二
株式会社セイエン
Hitoiro Design

これからを長い目で観て、どのようにデザインを通してサポートしていけるか?
幅広い視点をもって、小さな事から少しづつ発展できる提案をさせて頂きます。
また、ニーズのある商品企画を得意とします。
WEB、グラフィック、SNS、動画などの制作、商品企画。アクセサリーの制作&販売。

広島県呉市広津久茂町6-41
TEL
090-6410-3574
090-6410-3574
WEB
http://hitoiro.com
従業員数
1名
創業
2005年
菊田 ともみ
ディレクター/デザイナー

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レザーチョーカー/Hitoiro Design
アクセサリーデザイン
ShirasuyaE's+濱口醤油 コラボ商品
パッケージデザイン
やさいくだものかるた/アトリエ蘇陽
パッケージデザイン