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事例 SANPO企業ブランディング
株式会社サンポークリエイト
ジュエリー製品小売業
MATO JAPAN
グラフィックデザイン

INTERVIEW

社内内製化からの転換

サンポーさんは知り合いのカメラマンから紹介していただきました。知り合ってまだ1年位なんですが、結構深く関わらせてもらっています。サンポーさんは、ヘアアクセサリーの「アネモネ」やジュエリーの「シエナ」など、女性をターゲットにしたファッションブランドを複数展開され、デザイナーを入れずに全て社内で広告物などを制作されていました。ですので、一つ一つのデザインを見ると気になるところがいろいろ出てきます。
たとえば、サンポーさんの新しい本社ビルに社名のロゴを入れることになっていたのですが、時代の流れや外観との整合性を考えると、もっとシンプルにキレイにした方が断然良くなると思い、直して提案しました。その後、プラスαであれもしたい、これもしたいと提案するうちに何かと相談されるようになりました。
現在は、既存ブランド「シエナ」のリブランディングと、新しく立ち上げる「デイト ワークショップスタジオ」のブランディングを任せていただいています。

年間契約で企業全体の底上げをしていく

僕たちは、すぐにはデザインしないんです。経営者の思いや考え方などをしっかり聞いて、まとめ、コンセプトを明確にしてから、コピーやデザインに落とし込む。言葉とビジュアルをセットでデザインし、ターゲットに向けて発信するのがブランディング本来の姿なんですね。そうしないと、企業の思いをくみとった表現にはならないし、ターゲットに届けるには、デザインだけを手がけるわけにはいきません。だから「年間契約」にして、事業整理などからとりかかるのです。
普通でしたら、「ロゴひとつ制作して何円です」と単発で終わってしまう。しかし、せっかく関わらせてもらえるなら、企業全体やブランド全体をトータルで良くしていきたいんです。
サンポーの社長・新原さんには、基本的に年間契約で取り組んでいる事を話しました。ロゴやっていくら、パンフレットやっていくらと、そのつど見積もりを取って契約するような形では手間も時間もかかると新原さんも思われていたようで、「年間契約」というやり方を理解してくださいました。

他のジュエリーとの差別化を打ち出すための強み「シエナロゼ」

シエナはカタログ制作から始まりました。自分たちが関わるからには根本から考え、ブランドがより良くなる提案をした上で実制作にかかりたい。だから週1回ヒアリングをし、強みなどを見つけていきました。そこで、注目したのが「ロゼチナ」という、シエナ独自の新しい素材。ジュエリーと言えばシルバーとプラチナとゴールドなんですが、ゴールドとプラチナを融合させた素材「ロゼチナ」を開発されていたんです。肌になじむロゼ色でとてもキレイなんですよ。シエナさんの商品は細くて手になじむような繊細なジュエリーが多いので他のブランドと差別化していくためにも、一番の強みとして「シエナロゼ」を打ち出し、ロゴやメインカラーを一新しました。

モノ、コト、そしてココロ

ファッションに関係するものを販売されているサンポーさんは、今回新しい事業として、ワークショップスタジオ「デイト」を立ち上げられました。「デイト」はオープンの10ヵ月前から関わらせていただき、はじめは目的やターゲット設定、どのようなワークショップスタジオにしたいのかをコピーライターと一緒にヒアリングを重ね、まずはネーミングとロゴを提案しました。最終的には、サンポーさんの新本社ビルのサイン一個一個までデザインしました。
「デイト」はコトに加え、さらに上のココロの部分にもアプローチしています。ジュエリーの「シエナロゼ」はモノであり、ウエディングというコトでもある。顧客に向けた新しい「ココロの提案」をしながら、さらにターゲットの枠を広げ、ファンをより獲得しようと考えられています。モノを売るだけでなく、発想を多方向に広げる。スタッフも顧客も一緒に年を重ねていきたいと、「将来」をサンポーさんは見ています。モノとコトはすでにできていて、今度はココロの部分を豊かにしていく次のステップとしての「デイト」なのです。これはスゴイなと思いますし、とても共感できますね。

MATO JAPANの強み

デザインを少し位やっただけでは効果は出ないですね。もしかしたら、僕たちの作るものが間違っているかもしれない。単発で制作して終了ではなく、反応がなかったらすぐやり直せる体制の方が良いなと思っています。
マーケティングも取り入れながらブランディングしています。僕らも経営者も、自分たちの思いで周りが見えなくなることがあり、その価値観だけで答えを出してもなかなか良い反応は出ない。特に中小企業の場合は。だから市場を見ながら、コンスタントに改善していく体制をとっています。サイトはアップしてからもどんどん変化していくように、すべてをきっちり作り込んでから納品していては、時代に遅れてしまいます。
商品展示会のようなイベントでは、商品になる前の試作品を出し、専門家やバイヤーの意見も聞きながら修正して、初めて正しいものができると思っています。これもマーケティングのひとつ、テストですよね。
具体的な成果は1年では無理、2年はかかります。1年でベースを作って、そのベースを軸に伝えたいことを発信し、ようやく3年目位から具体的な結果が見えてくると思います。サンポーさんはある程度成功されている企業なので、ブランディングする上でロゴを変えても大丈夫なのか? と思い、すごく神経を使いますね。今でも十分うまくいっているのに、何で変える必要があるのかって話ですから。しかし、サンポーさんは理解してくださいました。
僕はお客さまにどんどん提案しますよ。強みが表現できていないロゴやネーミング、時代に合っていない広告物も多々あるので。事業やブランドの整理といったベースを一から構築し、言葉とビジュアルのトータルでデザインしたものを提案する。それがMATO JAPANの強みですね。

社員一人ひとりが自社のサービスや商品について誇りをもって語れるようになる

よくブランディングと言いますが、説明しにくいですよね。短く表現するなら「正しく伝える。それが企業価値になる」ということ。MATO JAPANのブランディングは、まず年間プランを企画書にして説明します。次に、事業やブランド、ターゲットの整理をして、メッセージと考え方をまとめる。そのつど整理し、企画書に落とし込んで提案するので、自ずとコンセプトやターゲット、考え方、ロゴを変えざるを得なくなる。軸ができてから目的を果たすための発信として、ようやくサイトやパンフレットなどの広告展開ができるのです。大体これだけ構築すると、よく言われるCIとVIが揃うんです。この流れを理解していただき、年間契約が成立します。
デザインに落とし込む前のコンセプトや考え方は言葉です。ネーミングも言葉です。だから、言葉(コピー)とビジュアルをセットにしてデザインを提案すると、お客さまはとても納得し、喜んでくださいます。デザインの意図が伝われば、お客さまは業者やユーザーに話したくなります。僕たちの目的は、(お客さまの)社員一人ひとりが自社のサービスや商品について語れるようになること。そして、消費者に適切なアプローチができるようになること。このふたつだけなんです。

広島のすばらしい企業が世界へ

社名の「MATO JAPAN」は、「日本の47分の1」という意味。自分たちが住んでいる地域が幸せにならないと、日本は成立しないと思ってJAPANとつけました。決して世界に羽ばたくという意味ではないんです(笑)。他県の人から、広島っておもしろい企業がたくさんあってカッコいいね、と言わせたい。だから、企業の顔であるCIとVIを整える。もちろん上辺だけキレイにしたデザインではなく、ベースの考え方から、言葉やビジュアルを使って整理していく。これもデザインなんです。
広島には世界に通用する技術を持つ企業もあれば、革新的な考えを持ち行動される経営者もたくさんいらっしゃいます。広島の企業が海外に進出する際も、ブランディングは重要。これからは海外展開される企業とも関わらせていただきます。企業のベースを構築していれば、どのようにも展開できる。地域が賑やかになれば日本はもっと楽しくなり、世界にも堂々とアピールできる。日本でも世界でも、大きく羽ばたくのはお客さまで、そのプロジェクトに関われることがとてもうれしいですね。

新原 純平
株式会社サンポークリエイト 代表取締役 社長
MATO JAPAN

企業の事業整理をはじめ、マーケティングを取り入れたブランド構築、 商品やサービスをターゲットに届けるしくみをつくるブランディングカンパニー。

広島市中区中町10-16 2F・3F
TEL
082-249-2007
082-249-2007
FAX
082-249-2008
WEB
https://www.matojapan.com
従業員数
7名
創業
2009年
北林 誠

MATO JAPANのその他のお仕事

ヤマトフーズ ㈱ 瀬戸内レモン農園
ブランディング
㈱勝矢和裁 SHITAKU
ブランディング
㈱ユーズドステーション39 Design Mattress
ブランディング