「ともに、つくる」を大切に、企業の前進をお手伝い
ひろしまのデザイナーと企業をつなぐ相談窓口


つくり手の
情熱に共感する
事例 瀬戸内之景
川中醤油株式会社
醤油醸造元
d&b,セキウラデザイン
グラフィックデザイン

INTERVIEW

瀬戸内を軸にしたギフトパッケージ

この商品を依頼される前に、親戚の会社のパッケージのデザインをしていました。それが実績となって、川中醤油さんからドレッシングのデザインを依頼されたのが最初でした。その後も何件か一緒にお仕事をさせてもらいましたが、今回、プレミアム感のあるギフトパッケージを販売したいということで新たにお話をいただきました。今までの商品ラインナップの中から5本位をパッケージにしたいといお考えを聞いて話をしていく中で、それぞれ美味しい商品を、パッケージとして一つにまとめて販売するなら、テーマがあった方がいいですよねという事で、使われている素材が瀬戸内に繋がっていたので、瀬戸内海を軸にデザインしましょうということで始めました。

みんなで考えていく中で出たアイディアを形に

商品構成を考えるところから企画会議に入らせてもらう中で、色々アイディアが出てきましたが、方向性としては瀬戸内の景色をモチーフにしたものがいいねということで進めていきました。商品が箱に入った時に、瀬戸内の風景が一つに繋がっていくようなものができたら、ネーミングは「瀬戸内之景」がいいのではと提案しました。
その時に社長さんが「瀬戸内は、海辺が朝は銀色に光って、夕方は金色に光るところがきれいだと思うんだ」とおっしゃっていました。最初に提案したデザインに水面はなかったのですが、デザインの中に、水面が光っているような感じがあると、イメージに近いものが作れるなと思いました。瀬戸内の島々がつづくイメージを考え、“素描家しゅんしゅん”さんに、イラストをお願いし、細部に遊び心のあるイラストを作ってもらい、全体を制作していきました。

予算を考えながら、デザインと印刷を組み立てる

各ボトルに巻くラベルの色は、使われている素材をイメージして決めています。かけ醤油は川中醤油の軸になる商品なので金色にしました。
デザインは5本の商品がつながっていくように考えていました。予算的なものもあったのでラベル印刷は2色か3色で行くことを念頭に入れていて、ラベルの形で瀬戸内海の波を表現したものを作っていきました。最終的には波型の版を2つ作り、2つのタイプを混ぜて並べることでしっかりと波に見える表現が実現しました。
商品を入れる箱は、最初はふたと箱が一体になっている形でしたが、高級感を出すために一体型をやめて、ふたの方はイラストを印刷した貼り箱で作成しました。作る量やコストと予算の兼ね合いもあるので印刷会社さんも入ってもらって決めていきました。
全体的なトーンも統一され、瀬戸内の商品で丁寧に作られている商品なんだということが伝わるギフトパッケージに仕上がったと思います。

社長やスタッフの商品に対する愛情に共感する

会議には毎回社長も時間を合わせて参加してくださいました。社長さんと直接お話ができていいなと思うのは、作られているご本人が、その商品のことを本当に美味しいと自信をもっておられるということがこちらに伝わるところですね。デザイナーは中身を作っているわけではないので、作られている人が情熱を持って商品の良さを伝えてくださらないと感情移入できないんです。中身の良さや美味しさを増幅するのがデザイナーの仕事だと思うので、作られている方の情熱を共感することが大切です。
この商品の中に入っているパンフレットには、商品を説明する文章が書かれているのですが、社内のスタッフの皆さんと一緒に考えられたものです。今回の場合に関しては、この商品を企業の人達が自分で考えて作る、というのが一つの大事なコンセプトだったので、自分が考えているものを文章にしていくことで、企業側も自分の作った商品をより理解し、愛着を持ってもらえたように思います。

仕事を受けるときに大切にしているのは、商品に対しての情熱

仕事を請ける時に大切にしていることがあって、今回の川中醤油さんにも言えることなのですが、それは作っている人がその商品を本当に好きで、本当に美味しいとか良いものだと思っているかどうか、それをちゃんと伝えたいと思っているかどうか、ということです。
表面的なデザインではすべてを変えることはできません。売れるものはやはり中身がちゃんとしているものなんです。だから自分達の商品に自信を持たれているかどうかは重要です。
仕事を請ける前にクライアントと話をします。その時は、デザイナーが見られているのもありますが、デザイナーも相手を見ているんです。話をしても、お受け出来るときと出来ないときがある。方向性や考え方をお互いに共有できそうだなとか、商品に対しての情熱を持っている方と一緒に、ものづくりをしていきたいと思っています。

梶江 孝治
川中醤油株式会社
d&b,セキウラデザイン

クライアントの話を聞いて、最適な提案をさせていただきます。
特に食品パケージデザインを得意としています。

広島市安佐南区川内5丁目21-17
TEL
082-879-0535
082-879-0535
FAX
082-553-8835
WEB
http://sekiraracom.tumblr.com
従業員数
1名
創業
2002年
関浦 通友
アートディレクター

d&b,セキウラデザインのその他のお仕事

木製iPhoneケース 
ブランディング
Domaine Zuikan 五感
日本酒ラベルデザイン
ひろしまかきれもん
食品パッケージデザイン
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