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自分事として
一緒につくる
ドキュメンタリー
事例 FAB LEARN ASIA 2015
一般社団法人 国際STEM学習協会
ファブラボ鎌倉
YASUMASA ODA
映像

INTERVIEW


プロジェクトスタートのきっかけ

今回の映像制作の依頼者である渡辺さんとは、4年位前にファブラボ鎌倉(「ファブラボ」とはデジタル・ファブリケーション(パソコン制御のデジタル工作機械)を揃え、市民が発明を起こすことを目的とした地域工房の名称)に見学に行った際、共通の知人の紹介で出会いました。知人というのが、クルスカという名前で皮を使ってものづくりをしている2人組のデザイナーなのですが、そのクルスカが2014年にヨーロッパにものづくりに行く旅をした際、僕も同行して、その旅の様子を映像にまとめていたんです。その映像を渡辺さんが見られて、良い印象を持っていただいていたみたいです。
それがきっかけで、「FAB LEARN ASIA 2015」が横浜で開催されることになった時に、渡辺さんから映像制作のご依頼をいただきました。

現場では、任せてもらって自由に動きながら撮影

「FAB LEARN ASIA 2015」は、FABの専門家が国内外から集まって講演をし、実際のものづくりワークショップがあり、選ばれたメンバーのプレゼンテーションなどが行われるという、とても多彩な内容でした。映像を作っていく上でのやり取りは渡辺さんと行い、どんな方が登壇するかというような基本情報は押さえた上で、ある程度自由にやらせていただきました。もちろん、編集前に絵コンテを作成し、大体の流れと掲載する情報は渡辺さんと確認していました。撮影期間は開催の2日間とインタビュー撮影を含めると3日間で、開催中は渡辺さんも運営で忙しい状態なので、特に指示などいただかずに僕自身で必要と思うところを撮影していきました。

実際に撮ってから組み立てる、ドキュメンタリー制作

映像には大きく分けると、フィクションとドキュメンタリーの2種類あります。フィクションは台本があってその通りにとる手法で、例えばテレビCMなどはフィクションになります。今回は開催風景を自然に撮っていくというドキュメンタリー映像でした。事前にリサーチしても当日にならないと何が撮れるか未確定な部分があるので、実際に撮影した後、キャプチャーした画像で最終的な絵コンテを作って、流れを確認してもらいました。その後、編集と修正作業など、トータルで10日間ほどかかりました。ドキュメンタリーの場合は、できる限り現場を追って、参加者や声をできるだけ撮って、本当の意味でドキュメンタリーにしたいと思って臨んでいます。

誰に対して、何を伝えたいか

僕が映像制作する上で気をつけていることが3つあります。
1. ストーリー性があること
2. 映像に流れがあること
3. 伝えたい人に内容が伝わること

ただかっこよくて、オシャレなカットが続くだけではなく、伝えたい人にきちんと伝わる内容になるように心がけています。どういう目的で、どんな人に見てほしいのかをはっきりさせる事が重要だと思っています。これらがあやふやなまま映像を作ってもあまり意味がないのでもったいない事になってしまいますよね。今回の場合は教育者に向けて見せる映像なので、誰にでも分かりやすいものというよりは、教育者に伝わるレベルで全体を構成し、途中のインタビューもそのような内容になっています。
この映像はファブラボ鎌倉のページや、FAB LEARN ASIAのホームページやフェイスブックページで公開し、この活動を知らない人に対して伝える役割を果たしています。その他にも、渡辺さんが活動を紹介する際にも利用していただいているようです。

映像の持つパワーとは

映像は写真や文字よりも感情移入しやすいんだと思います。特に、今の世の中では、若い人だとそもそも文字を読むこと自体が苦手だったりしますが、映像は読まなくてもストレートに伝わってきます。あとはその場の空気感みたいなものは映像じゃないと伝わらないという事もありますね。例えばイベント情報だけみると硬そうなイベントだなと思ってたけど、そのイベントの映像を後で見ると、「ああ、こんな感じだったら行けばよかったな」と思えるのは映像の力だと思います。
その他にも色々ありますが、どんな映像でも共通しているのが、フェイスブックなどで映像が投稿に入ることで、シェアしてくれる数がすごく増えるんです。普通の写真だと、余程その写真がその人にとって気になる記事でないとシェアしてもらえないのですが、映像の時は結構シェアしてくれるんですよね。ちょっとした事だったらスルーされてしまう事も、映像にする事で目を止めて気づいてもらえるという事はあると思います。コンパクトに伝えられるという事もありますね。

映像制作へのこだわりと楽しさ

今はドキュメンタリー映像の制作が多いのですが、今後はフィクション映像も積極的にやりたいと思っています。フィクションは、撮り直しもできますし、自分の決めた構図で撮れるという事ありますが、なによりも、他の方とディスカッションしながら作る事ができるのが楽しいところだと思います。ある映像制作のお仕事で、他の方とのセッションでアイディアがブラッシュアップされて良くなっていく事を経験して、それがすごく楽しかったんです。ドキュメンタリーは、どちらかというと一人で突き詰めていくのですが、フィクションは人と作り上げていくところがあるので刺激を受けるものができあがります。
映像制作をしている中で、構図や色味にはこだわっています。目的に合わせた映像をできるだけきれいな構図で撮れるように意識してますね。ワンパターンな表現だと飽きられてしまうので、新しい表現方法を取り入れて、毎回新しいものが提案できるように心がけています。近日中に、ドローンを購入する予定なので、色々試してみたいと思っています。

人とつながって関わって、映像制作をしていきたい

以前ヨーロッパに行ったときに、色んな国の人が集まってものづくりをしている現場の空気を感じて、それがものすごく自分にとっていい刺激になっています。内にこもっていてはダメで、もっとオープンにいろんな人たちと混ざっていいものを作っていきたいと思っています。外を知ることで、中のクオリティを上げる事もできるので、広島に住みながら外のお仕事も積極的にやっていきたいです。
普段は映像メインでお仕事をしているのですが、ウェブ制作も行っています。ウェブについては専門学校で非常勤講師もしています。今は映像コンテンツも主流になっているので、どういうコンテンツをどう発信するのがいいかなど、企業に合わせて提案していけたらと思っています。

渡辺 ゆうか
一般社団法人 国際STEM学習協会
ファブラボ鎌倉
YASUMASA ODA

映像ではワンストップ(企画・構成・撮影・編集)の制作体制、Webサイトではディレクション・デザイン・制作・CMSの導入などをサポートする広島市内のデザイン事務所です。

WEB
https://vimeo.com/ysms714
従業員数
1名
創業
2014年
織田 泰正
映像クリエイター/ウェブディレクター

YASUMASA ODAのその他のお仕事

innovators100
映像
DEJIMASTOCK TVCM
映像
山根木材のちいさな家
ウェブ
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